22歳独身男性製造業の即ハメ日記

友人と別れて家へ帰る途中、地元の駅で高校時代の同級生とすれ違った。
あれっと思って声を掛けようとしたところ、彼女に強引に腕を掴まれて引っ張られた。

「ちょっ、なんだよ!」
語気を荒げるおれに対して、
「ごめん。
ちょっと協力して」
という彼女。
歩きながら話を聞いていくと、彼女をつけねらうストーカー野郎がいるらしく、しかもそれは一度だけ即ハメしたことのある男なのだそうだ。
それで彼氏のフリをして欲しいという彼女。

「あのなあ。
ふりしただけでストーカーってのはいなくなるのかよ。
こそこそあとつけてくるような野郎だぜ。
おれがビシッと言ってやる。
今もいるのか?」
と聞くと、彼女はおずおずと後ろを指差した。
おれは彼女が指差した人影に近づき、
「悪いけど、彼女を付け回すのやめてくれっかな。
マジ迷惑だって言ってるから。
おれも困るんだよね」
とビシッと言ってやった。
ストーカーはすごすごと帰っていった。
その後ストーカー行為は無くなったそうで、彼女からはお礼に食事でもと誘われた。
もちろんおれは喜んでいった。
メシはもちろん彼女のおごりだった。
メシを食って2軒ほどはしごして飲んだら、おれも彼女も結構酔っぱらっていい気分になり、ホテルに誘ったらノリでオーケーだった。
そしてそこで即ハメ。
ホテルから帰るときに彼女に一言言ってやった。

「お前さ、こうやって即ハメしてるから、あんな男にストーカーされんだぜ。
今後はもっと気をつけな」
即ハメしたおれが言えることでもないが、言っておかねばまたきっとおなじことやらかすだろうなと思ったのだ。