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比留間は、友野とヤリたかった。
どんより曇った空の下、高校3年生の三人組である比留間、峯、安藤(通称・安パイ)は、ユメもキボーもない無為で、童貞な青春の日々をおくっていた。 女の子とヤレないからデブの安藤の胸を揉み、巨乳の秋恵ちゃんをからかっても、くわえタバコで、麻雀にうつつをぬかしても、授業中にエロ小説を読んでみても、何だか虚しいばかりだったのだ。 どこにも行けない、誰ともヤレない……、そんな感じだ。 優等生で体の弱い友野は、朝礼でよく倒れる。 担ぎ込まれた保健室で、吉田とイチャつく友野を目撃した比留間は苛立ちが爆発。吉田を体育館裏に呼び出し、ぶん殴ってしまうのだ。 そんなある日、授業をさぼっていた峯は、公園に倒れている同級生の少女を救けた。少女の名前は、ちづ。彼女は、生理による貧血で倒れていたのだ。ちづは、金魚屋を営む父と二人暮らし、生理のことも何にも知らないし、セックスに関する知識は間違いだらけだった。峯の不用意な発言で同級生からイジメられてしまうちづ。峯はそんなちづに詰めよられ、セックスが見たいという彼女とポルノ映画を見に行くハメに。その帰り道、「あれ、やってみよ!」と明るく言うちづに怖じ気づいた峯は、「嫌だよ。好きでもないのに」と断ってしまうのだ……。
その頃、偶然子守りのバイト先である酒屋で偶然、秋恵ちゃんと出会った安パイは、彼女に告白される。自分が巨乳なのことに小さい頃からコンプレックスをもっていた秋恵。安藤は、秋恵のためにダイエットすることに決めるが、秋恵は「安心する」と安藤の胸に頬を寄せ、安藤がそのままでいることを望むのだった。
安パイは秋恵ちゃんとラブラブだった。学校でもキスしたし、一緒に帰ったし、それに……。でも気になること言えば、秋恵ちゃんが、比留間たちと同じように太っている安藤の胸を揉むことだった。おかげで、安藤の胸は腫れ上がって、いつも真っ赤。もしかして、秋恵ちゃんは、デ・ブ・セ・ン……?
比留間は、結局まだヤレなかった。 友野に、「お前とヤリたい」と囁いても、「バカね。比留間って」と相手にもされない。比留間は、決めていたのだ。友野とヤル時には、その辺のラブホテルなんかではヤんないのだ。バスで移動して海岸のホテルで……。そして、吉田のとの関係が親にもバレて、自暴自棄になった友野は、比留間の脅しを受け入れる……。 海。 そんな古い歌、誰に教わったんだよ。
17才が美しい歳だなんて誰が言った?
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